安全・安心まちづくりセミナー
in桐生2021
〜プログラム〜
司会:田北啓洋(群馬大学 助教)
14:00 開会の挨拶 藤井雄作 (群馬大学 教授)
14:05 〜 14:25 |
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藤井 雄作 (群馬大学 教授) 「エアロゾル中ウイルスを99.97%遮蔽するヘルメット型マスクの開発 〜 ロックダウンを不要化する新しい社会基盤の提案 〜」 要旨:ウイルスの侵入,漏洩をほぼ完全に遮蔽でき,既存の技術で製作可能なマスク「自由外出マスク」を提案する.これが開発され,全国民に配布されれば,ロックダウンは不要となる.「自由外出マスク装着者」は,抗体保有者と同様に,マスク装着者がウイルスに感染することもなければ,他者にウイルスを感染させることもない.感染拡大時には,「自由外出マスク」を全国民一斉装着すれば,簡単・確実に感染収束となる. 参考サイト:「自由外出マスクを普及させ,世界を救おう!」 |
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14:25 〜 14:45 |
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太田 直哉 (群馬大学 教授,群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター長) 「桐生市を舞台とした交通未来都市構想:桐生市 DESIGN-i プロジェクト」 要旨:群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)は自動運転を初めとした未来の交通手段を研究するセンターです。現在研究している新世代の交通手段は自動運転車両が話題に上ることが多いですが、それ以外にもいくつもの開発プロジェクトが進行しています。その中から3つ、スローモビリティ、ナローモビリティ、およびムービングチェアを総合的に使って、将来の街を設計するというプロジェクト「桐生市DESIGN-iプロジェクト」が桐生の町で行われています。講演ではこのプロジェクトについてお話しします。 参考サイト:「群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター」 |
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14:45 〜 14:50 |
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休憩 |
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14:50 〜 15:10 |
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高木 理 (群馬大学 准教授) 「安全なデータ利用のための人材育成に向けて」 要旨:今日,データは規模的にも内容的にもかつてないほど高度に利用されており,「データは新たな石油である」と言われるほど価値の高いものになっています.しかしながら,石油という資源が人類に物質的な豊かさをもたらしたのと同時に社会に対して火事や地球環境問題などの危険性をもたらしたのと同様に,データの高度な利用によって社会全体に対して様々な危険性がもたらされる可能性があります.このような危険性を回避するための手段の一つとして,データを利用する組織や個人において,データの扱いに関して責任を持つ人材の育成は重要であると考えます.この講演では,そのような「データ運用責任者」を育成するための知識体系を紹介し,社会安全を踏まえたデータの利用を実現するための重要課題について議論します. |
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15:10 〜 15:30 |
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藤井 雄作 (群馬大学 教授) 「閲覧履歴の完全なる記録 〜 来るべき超情報化社会が,超監視社会になることを防止するための方策 〜」 要旨:来るべき超情報化社会において,街路カメラシステムにおける,安全・安心・効率とプライバシーの両立は,最大級の課題になると考えている.解決策として,「閲覧行為の完全なる記録」,「アクセス権に応じた表示画像の鮮明度制御」,「通行人によるカメラ素性照会」を提案し,それらの機能を実装した「e自警ネットカメラ」開発している. 参考サイト:NPOe自警ネットワーク研究会 |
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15:30 〜 15:35 |
休憩 |
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15:35 〜 15:42 |
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剱持 貴史(プロダクトデザイナー) 「ヘルメット型マスクのプロダクトデザイン」 |
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15:42 〜 15:49 |
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小竹裕人,天谷賢児,舩津賢人(群馬大学) 佐羽宏之(2015年からの生活交通をつくる会) 「低速電動バスeCOM-8の社会実装と安心 〜社会関係資本の観点から」 |
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15:49 〜 15:56 |
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田北 啓洋 (群馬大学 助教) 「e自警ネットカメラの開発状況及び事例紹介」 |
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15:56 〜 16:03 |
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福田純平,田北啓洋,藤井雄作 (群馬大学) 「動体検知によるe自警ネットカメラ画像確認の効率化」 |
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16:03 〜 16:10 |
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大畠巧也,田北啓洋,藤井雄作 (群馬大学) 「月極駐車場におけるe自警ネットカメラを用いた駐車車両の検出」 |
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16:10 閉会の挨拶 藤井雄作 (群馬大学 教授)
後援:桐生市,桐生市商工会議所,NPO e自警ネットワーク研究会
本セミナーは桐生市の「まちの中に大学があり、 大学の中にまちがある」推進協議会助成事業の助成により実施します.